ここでは,算数と数学の指導の一部を紹介します。

算数の指導について

算数の指導では,主に小学校3年生以上の生徒を対象にしています。 算数の指導は希望によって大きく次の2つに分かれます。

  1. 学校の算数の補助指導
  2. 中学受験のための受験算数の指導

学校の算数の補助指導については,公立小学校の生徒(児童),私立小学校の生徒の指導のいずれの経験もあります。 算数については,まず「楽しいと思えること」が大事になります。 算数を楽しむためには,「計算スピードの向上」「計算ミスの減少」が重要になります。 そのために,算数の指導では,基本計算の練習を徹底します。

算数 計算練習

ここで大事なのが「時間を計る」ということです。 単純な計算なので,ただ問題を解いているだけでは退屈してしまいます。 しかし,時間を計って記録していくことで成長を感じることができます。 生徒によっては,数ヶ月で最初にかかっていた時間の半分以下の時間で解けるようになる生徒もいます。 短い時間で解けるようになっていくのが嬉しいようです。

算数では他にも「考える力の向上」が必要になります。 「文章題が苦手」「図形問題が嫌い」などの意見が多く聞かれますが, そういう生徒の多くが,そもそも考えるということができていないことが多いです。 そこで,視覚的に楽しそうな,考える教材を提供することで,考える訓練を行います。 下図はその一例です。

視覚的に楽しい算数教材

中学受験のための受験算数の指導 については,私の指導を主として合格した生徒もいれば,大手塾に通いつつ,私がその宿題をフォローする形で合格に導いた生徒もいます。 中学受験では基本計算の徹底は基本中の基本になり,あとは特殊算(つるかめ算,差集め算,年れい算など)をしっかりと身につけていく必要があります。 大手塾の授業に十分についていけている生徒は,そのまま塾を続けていただければ問題ありません。 塾の授業についていけない生徒はフォローの必要があります。大きな塾ではクラス分けなどもなされますが,そのクラスの中でも実力差は明確に存在します。 クラスの中で下位の生徒が授業についていけないのは当然であり,そのような生徒のフォローをすることが多いです。

中学数学の指導について

中学数学と言っても,公立中学と私立中学で内容は大きく異なりますが,いずれの学校の生徒の指導経験も十分にあります。

公立中学では,高校入試が一つの目標となります。内申点の影響なども考えると,学校の定期テストで確実に点数を確保するのが大事になります。 しかし,公立で3年間かけて習う数学の内容を,私立の学校は基本的に2年で終わらせます。 その点では,公立中学の生徒を教えるのは進度的に楽だと言えます。時間的ゆとりがある分,基本をしっかりと身につけて高校入試・高校数学につなげていきます。

私立中学では,高校入試がない分,精神的なゆとりがあります。 公立中学に比べれば進度が速くて大変ですが,多少成績が悪くても「内申点」などの形で影響が出ない分,のびのびと進められます。 重要度の低い問題を多少削って,重要度の高い,高校数学や大学受験に繋がる部分を重点的にやっていくことも可能になります。

中学数学プリント

高校数学の指導について

基本発想を身につけるために,数学1A2B3すべて,教科書レベルの問題のオリジナルプリントを用意しています。 基本が身についていない高3・高卒や,まだ学校で数学がすべて終わっていない中学生・高1・高2からは 「基本を確認するのにちょうどいい」「教科書や参考書の解説ではよくわからなかったけど,このプリントの解説を読めば理解できた」などと好評です。

学校の指導で使っていたときは,高1で指導していた生徒で,高2になってからクラスが変わり私の担当外になった生徒が 「今年も先生が良かったです。数学がわからなくなってきました。授業プリントだけでも下さい。」と取りに来て,後日「先生のプリントのおかげでコースで10位になりました!」 と報告してくれました。

数学プリント1 数学プリント2 数学プリント3

この他にも,生徒がつまづきやすい単元や問題には,様々な練習問題プリントを作って対応しています。 また,共通試験対策プリントや志望校が決定すると,その大学の過去問演習プリントを進めていきます。 公式集や一問一答などもあります。

公式プリント1 一問一答プリント1

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