ここでは,物理・化学・生物の指導の一部を紹介します。

物理の指導について

物理では「事象をイメージする力」が大事になります。 物理では目に見える現象(物体が滑り落ちる,棒が倒れる,玉がぐるぐぐ回っているなど)から,目には見えない現象(電子が飛んでいく,正電荷と負電荷が引き合うなど)まで扱います。 まずは,目に見える現象について,それを物理的に考察しているということを認識しておく必要があります。 例えば,液体の入ったペットボトルを床に置き,上の方を押せば倒れる,下の方を押せば滑るという現象において, 「じゃあ真ん中を押せば倒れるのか滑るのか」「押す場所を少しずつずらしていったとき,『倒れる』と『滑る』の境目はどこにあるのか」 なども物理で考えることになります。そういったことが計算で求められる所に物理の面白さがあります。

物理1

そういった,目に見える現象から始まり,電気分野に入ると目に見えない現象を扱っていきます。 「目に見えないから分からない」ではなく目に見えないものをどれだけイメージして問題を解いていくか,というのも物理の面白さの一つです。

ちなみに,私が物理を好きになったのは高校3年生のときです。 それまでは物理はあまり好きではなかったのですが,高3から楽しくなっていき,センター試験では満点,阪大の入試では約8割の点数を取ることができました。

物理2

化学の指導について

化学では「暗記」と「理解」をいかにバランス良くしていくかが大事になります。 生徒からよく「そうやって考えればいいんですね。これは丸暗記するものだと思っていました」と一番聞くのが化学です。

化学では覚えないといけないことがたくさんあるのが事実なのですが, 何でもかんでも丸暗記すればいいというものでもありません。

「どれが強酸でどれが弱酸か」「どれが強塩基でどれが弱塩基か」「銅に濃硫酸を加えて熱したときに,なぜ水素が発生しないのか」など, 暗記しなくても考えれば分かる部分を,暗記しなくてはいけないと勘違いしている生徒は多いです。 受験において暗記は大事で,他の科目でも大量に覚えないといけないことがあるという点を考慮すると, 覚えなくても考えれば済む部分についてはそれで対応したいはずです。

また,どうしても暗記しないといけない部分に関しては,暗記の工夫を用いることで負担の軽減を行っています。 「暗記しにくものをいかに暗記しやすくするか」を考えることは何年も前から取り組んでいる部分なので,必ず受験生の力になれます。

化学

生物の指導について

生物では,暗記の割合がかなり高くなります。少しだけ計算が入りますが,高校数学に比べれば大したことはありません。

暗記の指導を得意としていますので,暗記が苦手な生徒にはかなり力になれます。 実際,高卒まで物理選択で生物をしてこなかった受験生で,浪人してから生物を始めた生徒の指導経験がありますが, 物理の勉強を初めて3ヶ月後の模試で偏差値50を超えることができました。

また,暗記が中心とはいえ,イメージが必要になる部分も多くあります。 そういった点は写真やイラスト,動画などで対応することで理解度の向上をしていきます。

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